新潟県農地部農地建設課は19年度、農業水利施設ストックマネジメント事業について、新潟市および上越市、佐渡市などを対象に推進していく。
計画によると、農業生産面での機能に加え、洪水防止や生活排水の受入れなど公共公益的機能を発揮している農業水利施設に関し、機能診断と機能保全計画の策定および計画に基づく対策工事を行い、施設の長寿命化を図る。現在、関係市町村等と事業量や事業費について検討している。
県内の受益面積100ヘクタール以上の農業水利施設(ダム、用排水機場など)の状況は、18年度までに約6割が標準耐用年数を迎えるという。