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北陸工業新聞社
2018/12/28

【富山】西松建設が取得、開発へ/旧富山ステーションハイツ/19年に解体 

 西松建設は、富山駅前の旧富山ステーションハイツを11月中旬に取得し、解体した跡地の開発を計画している。
 富山市宝町1丁目の富山駅南口に位置する旧ハイツは70年8月に建設され、規模がRC造11階地下2階建て延べ1万2331平方メートル。敷地面積は約1800平方メートル。ホテルやマンション、店舗などが入っていたが、建物の老朽化により閉鎖し、現在は空きビルとなっている。同社開発・不動産事業本部では駅前の好立地を生かし、「ホテルや商業ビルなどの施設概要について比較検討を行っている」としており、事業協力者の選定を含め計画の具体化をさらに進める。19年中に解体工事に取り掛かり、早期の本体着工を目指す。
 富山駅周辺では開発の動きが加速。駅前複合再開発ビルのパティオさくらが4月にオープンし、19年には旧ユニー富山駅前店跡地でダイワロイヤルのホテルが完成する。JR西日本グループは駅南西街区でホテル・商業施設を計画、22年春の開業を予定している。

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