日本工業経済新聞社(茨城)
2018/12/21
【茨城】石岡市12月補正で駅東進入路/来年3月着工目指す
石岡市の12月補正予算案が14日に承認された。建設関係の主なものでは、石岡駅東の進入路整備事業に1億8405万円、市道A3126号線の代替道路整備に向けた測量設計に1000万円、下水道事業特別会計で府中3丁目の管路移設に向けての設計に700万円を計上した。
一般会計全体では2億5909万6000円を追加し、総額は323億8794万6000円。
まず土木費の石岡駅周辺整備事業では、駅東側の公有地(石岡1−19−56ほか、A約1万2000u)への進入路の整備のため、工事費1億2374万円、地盤変動影響調査業務委託料131万円、用地購入費4900万円、工作物補償費1000万円を盛り込んだ。
進入路は延長90m、幅員15・5m(両側歩道6m)で計画。来年3月初旬には着工できるように一般競争入札で発注し、
6〜7月上旬の竣工を目指す。
また、石岡地内の旧斎場跡地へのアクセス道路であるA3126号線が廃道となることから、代替道路の整備に向けた測量設計に1000万円を措置。来年1月にも指名競争入札で発注する見通し。さらに、八郷地区東成井地内の市道B6715号線の拡幅に向けた工作物補償には442万円を充当。
商工費では、加生野地内に賃借したフラワーパークのイルミネーション機材の倉庫への保管用棚設置工事に224万7000円を設定。随意契約で年内にも発注の予定。
下水道事業特別会計では、都市計画道路若松行里川線の整備に伴う管渠移設に向けた設計に700万円。場所は府中3丁目で、延長225m、口径200oの塩ビ管。指名競争入札で1月に発注となる見込み。
そのほか、東石岡地内のマンホールポンプ2基の更新に245万2000円を予算化。緊急性が高いことから、年明けに随意契約で発注するようだ。
補正予算の主な内容は次のとおり。
【総務費】
◆総合支所維持管理・その他施設修繕=15万円
◆ふれあい交流施設管理運営・防火対象物定期点検委託=15万7000円
【民生費】
◆高齢者等支援事業・仮設トイレ設置工事=63万2000円
【衛生費】
◆八郷保健センター管理運営・建物修繕=129万6000円
【商工費】
◆フラワーパーク管理運営・保管用棚設置工事=224万7000円
◆国民宿舎管理運営
◇防火対象物定期点検委託=26万円
◇施設改修工事=115万円
【土木費】
◆住まいづくり推進事業・補助金=150万円
◆道路維持・その他施設修繕=180万円
◆一般市道整備事業(単独)
◇測量・設計委託=1000万円
◇工作物補償=442万円
◆上曽トンネル整備事業・整備委託=500万円
◆石岡駅周辺整備事業
◇地盤変動影響調査業務委託=131万円
◇駅東道路整備工事=1億2374万円
◇用地購入=4900万円
◇工作物補償=1000万円
◆公園維持管理・高木剪定委託=100万円
【下水道事業特別会計】
◆流域関連公共下水道維持・機械器具点検整備工事=245万2000円
◆流域関連公共下水道整備事業(単独)・設計委託=700万円
【繰越明許費】
◆一般市道整備事業(単独)=2044万5000円
◆石岡駅周辺整備事業=1億8274万円
【債務負担行為】
◆南台コミュニティセンター指定管理者指定管理(2019〜20年度)=182万4000円
◆杉並コミュニティセンター指定管理者指定管理(19〜20年度)=222万円
◆鹿の子コミュニティセンター指定管理者指定管理(19〜20年度)=115万2000円
◆農村高齢者センター指定管理者指定管理(19年度)=216万4000円
◆関川地区ふれあいセンター指定管理者指定管理(19〜20年度)=216万6000円
◆三村地区ふれあいセンター指定管理者指定管理(19〜20年度)=219万6000円
◆勤労青少年ホーム指定管理者指定管理(19〜20年度)=1778万4000円
◆柏原運動施設指定管理者指定管理(19〜23年度)=6770万円
◆特別養護老人ホームのぞみ指定管理者指定管理(19〜23年度)=13億6461万円
◆デイサービスセンター指定管理者指定管理(19〜23年度)=7518万4000円