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建通新聞社(神奈川)
2018/12/26

【神奈川】工事落札率が上昇 18年度第2四半期の県入札

 神奈川県のまとめによると、2018年度第2四半期に発注した条件付き一般競争入札工事の平均落札率が93・32%だったことが分かった。前年度同期比で0・66ポイントの上昇。指名競争入札工事は0・45ポイント上昇の92・9%。その一方で、工事系委託の平均落札率は下落しており、条件付き一般競争入札81・52%(前年度同期比0・53ポイント下落)、指名競争入札81・99%(同0・35ポイント下落)となった。
 18年度第2四半期に発注した件数は工事と工事系委託を合わせて769件(前年度同期は732件)。その内訳は、環境農政局84件、県土整備局431件、企業庁198件、教育局17件、警察本部39件となっている。
 このうち、発注工事件数は合計475件。条件付き一般競争入札案件は399件(環境農政局40件、県土整備局184件、企業庁139件、教育局4件、警察本部32件)だった。平均落札率を前期(18年度第1四半期)と比べると、0・09ポイントの上昇。
 指名競争入札工事は48件(環境農政局5件、県土整備局31件、企業庁12件)を発注。平均落札率は前期比で1・65ポイント下落している。
 随意契約工事の平均落札率は前年度同期比1・68ポイント下落の96・38%。前期比では0・12ポイントの下落。発注件数28件の部局別内訳は環境農政局1件、県土整備局1件、企業庁24件、警察本部2件。
 一方、工事系委託は合計294件。このうち、条件付き一般競争入札案件は226件で、環境農政局37件、県土整備局158件、企業庁21件、教育局5件、警察本部5件がその内訳。平均落札率は前期から0・93ポイント下落した。
 指名競争入札案件は環境農政局1件、県土整備局44件、企業庁1件、教育局7件の合計53件。平均落札率は前期比で2・42ポイントの下落となった。
 随意契約は15件で平均落札率98・37%。前年度同期比1・08ポイント、前期比0・47ポイントの下落。件数の部局別内訳は県土整備局13件、企業庁1件、教育局1件。

提供:建通新聞社