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建通新聞社(静岡)
2018/12/26

【静岡】静岡県静岡市 新清水庁舎1・3万u・PFIで

 静岡市は、新清水庁舎建設について、延べ面積は最大1万3000平方bとし、PFI(BTO)方式での実施を想定している。基本計画(案)を公表、基本理念「市民に開かれたコンパクトな庁舎」づくりを前進させる。
 規模は、延べ面積最大1万3000平方b。これは、1階のピロティ部分を除く面積。
 事業手法はPFI(BTO)方式での実施を想定。設計・建設と15年間の維持管理の概算事業費は85億円から90億円(税込み)。
 この中には、システム移転費、引っ越し費用、ペデストリアンデッキ整備は含めていない。
 2018年度末からPFI事業者選定を開始、20年度第2四半期に事業契約。設計・施工に31カ月間を予定し、22年度第4四半期に引っ越し、供用開始。具体的には、22年12月から23年1月の年末年始休暇を利用した引っ越しを想定しているとみられる。
 その後、現庁舎を解体する。
 敷地全体を一体的に整備するため、必須の庁舎整備と駐車場整備の他、民間収益施設の誘致も目指す。「創意工夫のある事業者提案を求めていく」としている。
 庁舎と自走式立体駐車場は分棟で整備。敷地内には、南に庁舎、立体駐車場と民間施設を北、西にはペデストリアンデッキを配置する。庁舎と民間施設は、ペデストリアンデッキでJR清水駅と接続させる。
 立体駐車場の規模は、来庁者用180台程度、公用車90台程度、民間施設の必要台数を確保する。
 耐震性能の目標は「最も高い水準」としており、免震構造のピロティ形式を採用する。
 建設場所は清水駅東口公園(清水区袖師町2001他)。
 現庁舎の所在地は清水区旭町6ノ8。敷地7680平方b、規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上9階建てPH2階付き延べ2万3345平方b。1983年に完成している。


提供:建通新聞社
(2018/12/26)

建通新聞社 静岡支社