津山市は、津山郷土博物館耐震改修工事の一般競争入札を、2019年1月に建築と電気・機械設備の3分離で公告する。
既存施設(山下92)の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2257平方bで、1933年の完成。耐震診断によれば1階部分のIs値は0・29で、倒壊の危険度が高いと判断されている。
同施設は文化財に指定されていることから外観の保存が必要となっているため、耐震化工法としては1〜3階部分に計18カ所に内側からの鉄骨ブレース補強を想定している。工期は12カ月間。
工事費は2億1940万円。18〜19年度の2カ年継続事業。改修設計は日本診断設計(名古屋市守山区)が担当した。
「提供:建通新聞社」