金沢市は、今年度の認知症対応型共同生活介護(グループホーム)開設事業者について、株式会社ふれあいの里(同市木越町、高畠樹代表取締役)、医療法人社団映寿会(同市鞍月東1丁目、北元喜洋理事長)、社会福祉法人中央会(同市西泉6丁目、吉田千尋理事長)の3事業者に決定した。21日に開かれた市議会市民福祉常任委員会で報告した。
グループホームは施設定員18人とし、3つの日常生活圏域において各1施設を公募。日常生活圏域「かすが」(地区民生委員児童委員協議会担当地域―浅野、森山、夕日寺)でふれあいの里、「えきにほんまち」(戸板、大徳)で映寿会、「ありまつ」(三馬、米泉)で中央会を選定した。
建設予定地については、ふれあいの里が東長江町へ13番1、映寿会が西都2丁目141番地ほか、中央会が西泉6丁目135番地となる。
市は今年度9月補正予算に3施設分の建設支援費として9600万円を計上しており、今年度内の着工を見込む。