トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

北陸工業新聞社
2018/12/25

【石川】旧浄化センター解体へ/河北郡市広域組合廃棄物処理施設で/来年度

 河北郡市広域事務組合は19年度、エネルギー回収型廃棄物処理施設(津幡町能瀬)の整備に向け、建設地にある旧浄化センターの解体工事に着手する。現在、解体設計の取りまとめを進めており、来年度の当初予算案に関連工事費を計上する方向で調整している。
 廃棄物処理施設は、志賀町の石川北部RDFセンターが22年度末で事業終了することや、近年の維持管理費の増加に対応するため、15年3月に閉鎖した旧浄化センターの解体跡地約1万4000平方bに建設する。解体設計は、本体の基本設計や発注仕様書作成、環境影響評価(環境アセスメント)の各業務も受託している中央設計技術研究所が担当。履行期間は来年9月30日まで。
 旧浄化センターは来年度から20年度にかけて取り壊し、同年度の本体着工、23年3月の完成を目指す。
 処理施設の建屋規模はSRC造(主要部)・S造3500平方b程度を想定。熱による発電を行い、エネルギーを回収するシステムを導入、24時間連続運転で焼却する。処理能力は日量118トン(可燃ごみ88トン、下水汚泥30トン)を見込む。

hokuriku