印旛郡酒々井町は20日、町役場中央庁舎耐震補強等改修工事設計業務の公募型プロポーザルについて公告した。1月16日に参加申し込みを締め切り、同18日に参加資格審査結果を通知する。提案書の提出期限は2月4日で、同15日ごろに1次審査(書類審査)、同18日ごろに2次審査(ヒアリング)を行い、同22日に審査結果を通知する予定。
参加資格は、県内に本店または契約に関して委任を受けた営業所等があること。国または地方公共団体等が2008年度以降に発注したRC造3階建て以上の建築物の耐震補強工事設計業務を受注し、完了した実績があること。08年度以降にアスベスト除去工事、エレベーター設置工事及び防水工事の設計業務を受注し、完了した実績があること等。
中央庁舎(中央台4−11、敷地面積8691・21u)は1972年に建築されたもので、規模はRC造3階(塔屋2階)建て、建築面積721u、延べ1952u。11年度に実施した耐震診断で、震度6強以上の地震で建物が被災するなど危険性が高いことが明らかになったため、耐震補強工事を実施するとともに、併せて必要な改修工事を実施することにした。
業務内容(基本設計及び実施設計)は、@耐震補強設計Aエレベーター設置工事実施設計Bアスベスト除去工事実施設計C屋上防水工事設計D太陽光発電設備用基礎工事設計E事務室出入口改修工事設計F旧東庁舎連絡通路部改修工事設計G防火シャッター改修工事設計H法適合工事設計。
履行期限は19年12月24日とするが、工事概算費用書は同10月28日までに提出する。工事は21年3月から22年3月までを予定。
耐震補強設計の工法は制震工法(複合工法でも可)とし、耐震性能は50Kine以上で耐震後のIs値0・9以上。耐震診断及び評定取得に関する業務を含む。
また、エレベーター実施設計は11人乗り1基、アスベスト除去工事設計は町長室、議長室及び廊下等(1〜3階、塔屋)、屋上防水工事設計は約770u(平場654u)、太陽光発電設備用基礎工事設計は屋上を設置場所に、想定発電量265W×128枚=33・92kw、想定蓄電池容量22kwhで計画
プロポーザルでは、@業務の実施体制A同種業務の履行実績B配置予定技術者の同種業務の経験C業務を実施するにあたっての基本方針、意欲等D技術提案内容(耐震性能、耐久性及び維持管理、想定工程表、工事期間中の影響、施工後の施設内部及び敷地への影響、施工後の美観及び周辺への影響)E設計業務の見積り金額F工事費用の概算見積り額Gその他の提案について評価する。