日本工業経済新聞社(群馬)
2018/12/17
【群馬】太田市は複合公共施設整備でワークショップ開催
太田市は15日、新田溜池町地内の片山家住宅で(仮称)新田地区複合公共施設の整備に向けた第1回ワークショップを開催した。行政センターの集約について、現状維持または集約する場合の公共交通網整備に意見が出された。市はワークショップやアンケートの結果を踏まえ、2019年度上期までに基本構想を策定する。下期に基本計画の策定業務を委託、20年度からは設計に着手する。
当日は市内在住、在勤者など12人が参加。市が検討している木崎、綿打、生品の各行政センターの集約に対して「高齢者が行きづらくなる。今後も各地区に残すか、集約する場合は公共交通網の整備が必要だ」などの声が上がった。
また、導入候補となっている室内温水プールについては「集客力を高めるため、よりレジャー色の強い施設にしてはどうか」との意見が出た。このほか、同地区の農産物を提供する飲食店の導入や屋上展望スペースの整備、建設予定地東側を流れる大川の活用などのアイデアが出された。
ワークショップは3回を予定。第2回は19年1月12日に反町多目的集会所(新田反町町896)で開催する。第3回については、しげるテック(新田木崎町366)で2月2日に開く。
市民アンケートは12月末まで受け付けており、西サービスセンター(新田市野井町592−13)、新田図書館(新田反町町877)、新田文化会館・総合体育館エアリス(新田金井町607)、総合健康センター(飯塚町1549−1)で用紙を配布している。