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北陸工業新聞社
2018/12/15

【富山】19年度以降に橋脚、上部工/安居福野線川崎橋架け替え/県土木部 

 富山県土木部は、南砺市上川崎地内の道路総合交付金「一般県道安居福野線」について、19年度以降に川崎橋架け替えの橋脚、上部工を進める。
 新橋梁は、鋼3径間連続非合成鈑橋136・5メートル、有効幅員10メートル(車道部7・5メートル、歩道2・5メートル)。事業区間は延長510メートル、幅員11メートル(一般部)。小矢部川に架かる川崎橋は幅員が5・5メートルと狭く、架設から62年経過し老朽化が進行しているため、道路改良373・5メートルを含む川崎橋を架け替えることで、円滑な交通の確保を図る。総事業費は12億円。
 14年度に事業着手し、今年度は逆T式橋台工(A1)を推進。進捗率は事業費ベースで33・5%。19年度以降に残事業費7億9800万円を投じ、道路改良工178・5メートル、川崎橋のP1・2壁式橋脚(小判形)、上部工に取り組む。耐候性鋼材の橋桁、アルミ合金製の高欄、LED照明を採用し、ランニングコスト低減を図る。23年度の完成を予定している。用地補償、A2橋台は完了している。
 詳細設計は建設技術研究所が担当。

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