福井県地域鉄道課は、えちぜん鉄道福井口駅への再生可能エネルギー設備の設計・施工に関する技術提案で、三崎屋電工を特定し、このほど契約した。
県では鉄道駅に再生可能エネルギー・省エネルギー設備等を活用するモデルを創出するため、17年度にえち鉄永平寺口駅に再生可能エネルギー設備等を導入し、鉄道事業者の運営コストの削減、二次交通の充実化による地域経済への波及効果を高める事業を進めるとともに、同モデルを県内の鉄道駅に水平展開させる方針を決定。
今年度はえち鉄福井口駅に再生可能エネルギー設備を導入し、発電した電気を福井口駅舎の空調や照明設備に供給することで鉄道事業者の運営コストの削減を図るため、「福井口駅への再生可能エネルギー活用事業業務」として企画提案を募集していた。総額上限額は1億2441万6000円(税込)に設定しており、契約期間は19年3月25日まで。