笠岡市は、就学前教育・保育施設再編整備計画を2018年度末までに策定する。11月に開催した保護者らへの説明会で出た意見やパブリックコメントを参考に素案の修正を進めている。
市は17年11月に「幼保一体化のあり方について」を策定。施設整備の実施については、公共施設等総合管理計画との整合を図り、今後、新設する就学前教育・保育施設は、幼保連携型認定こども園とする方針をまとめている。
本計画は、五つの陸地部エリアと島しょ部エリアに分け、現在ある公立施設を18園から7園に再編するとしている。なお、19年4月入園の園児は入園した施設で卒業できるよう存続させると保護者らに説明している。
中央部エリアでは、横江幼稚園、笠岡幼稚園、富岡幼稚園を21年度をめどに富岡認定こども園に再編。東部エリアは大島幼稚園を23年度をめどに大島認定こども園化する。西部エリアは、金浦幼稚園、陶山幼稚園、城見保育所を21年度をめどに城見認定こども園に再編する。北部エリアは尾板幼稚園、新山保育所、吉田保育所を22年度をめどに吉田認定こども園に再編。北川保育所も22年度をめどに認定こども園化する。
「提供:建通新聞社」