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建通新聞社(中部)
2018/12/14

【岐阜】瑞浪市の釜戸中学校跡地活用 司企業が物流施設

 瑞浪市は、学校統合に伴い廃止となる釜戸中学校跡地の活用事業者を公募型プロポーザルで募集した結果、物流業の司企業(本社・愛知県豊田市本町中根98)を契約候補者に決めた。2019年6月議会で本契約を結ぶ。同社は跡地に自動車部品を取り扱う物流施設を新設するとし、19年7月から設計を約3か月でまとめる。施工者は同7月にも選定し、廃校後の19年9月の着工を目指す。
 釜戸中は瑞浪市釜戸町3361ノ3にあり、面積は2万9148平方b。鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て延べ3525平方bの校舎や同造平屋1344平方bの体育館の他、プール、テニスコートなどがある。
 運動場の敷地に自動車部品を取り扱う物流施設と倉庫を新設する他、既設校舎を改修して事務所や食堂、休憩室にする。物流施設の規模は現段階では未定。倉庫は鉄骨造平屋約6600平方bを想定している。敷地内にある体育館やプール、テニスコートなどについては現在在り方を検討している。
 供用開始は20年5月を目指す。
 市は跡地の売却金額について、現段階では非公表としている。売却基準価格は3億0897万2000円としていた。

提供:建通新聞社