新潟県生コンクリート品質管理監査会議(議長・丸山久一長岡技術科学大学名誉教授)が13日、新潟市中央区のアートホテル新潟駅前で開かれ、18年度品質管理監査結果および特定調査結果、品質監査合格証の発行および○適マーク申請について審議した。
冒頭、新潟県生コンクリート工業組合の三友泰彦理事長があいさつに立ち「最近の報道によると国を代表するようなメーカーが適切な管理・検査をしていなかったということがしばしばある。生コンは建設資材として極めて重要。信頼性を確保するため、品質管理を第一に取り組んでいる。皆さんから意見をいただきより良い業界へ進んでいきたい」と述べた。
これを受け、丸山議長は「どんな規則でも、ちょっとした不注意で守れないことはある。我々の役目は小さな問題を見逃さず、結果としてコンクリートの品質を確保していくこと」と語った。
議事では、品質管理監査および特定調査結果の審議のほか、82工場(83プラント)を対象に適合判定基準を満たしているかを確認した。クリアした工場には合格証を発行するとともに、全国生コンクリート品質管理監査会議に対して◯適マーク使用承認を申請する。