日本工業経済新聞社(群馬)
2018/12/13
【群馬】伊勢崎市が都計道の見直しを実施中
伊勢崎市は2018〜19年度で都市計画道路の未着手区間について、見直しを行っている。対象路線は41路線、総延長は58・488q。18年度は暫定的な見直し案の策定業務を実施。19年度に各路線の交通ネットワークを精査、市民から意見・要望を募り、同年度末までに完了する。
人口増加に伴う交通量の増大や市街地の拡大を想定し、各都計道整備を進めてきた。近年の人口減少や高齢化などの社会状況の変化により、各路線に求められる役割が変わりつつあることを受けて、未着手区間についての見直しを実施。将来のまちづくりを見据え、市の情勢に適した都計道整備を目指す。
18年度は指名競争入札で玉野総合コンサルタント(愛知県名古屋市)に見直し案策定業務を委託。19年度に各路線の交通量調査などを含む交通ネットワーク検討業務を委託する。発注の時期や方法は未定。同年度内にパブリックコメントを実施し、見直しは完了する。