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　日建学院福井校（玉邑陽二建築資料研究社福井支店長）は、先に発表された『２級建築士』の合格で、例年通り高成績を上げた。
　県内合格者４０人のうち、２８人が同校生という占有率は７０％に及び、基準達成率については７８・６％となった。
　同校アドバイザーの一人、小出知広さん（４６）も「数字的にはとっても嬉しい」と明るい表情。その半面「不合格となり、残念な思いの方もいますので」と、頑張った生徒さん一人ひとりの顏を浮かべながら、来年に向け新たな気持ちで寄り添う強い意志を示す。
　小出さんは、福井校の強みについて「講師陣による生講義と充実した映像講義が両輪となった手厚い合格体制」と改めてアピールする。「社会人の受験は一人で簡単に乗り切れるものではない。福井校は講師も職員もベテラン揃い。安心して頼ってもらえる環境をさらに高めていきたい」と意気込みを示した。
　氏自身は新潟県出身。建設業を経て、日建学院の仕事を選んだ。「心配りという言葉がありますが、僕らの仕事は心（想い）を配り続けること。本人が当初に打ち立てた目標に対する情熱に僕の情熱を加えて支えます。僕にとって天職だと感じています」と語る。「時には本人よりも強く、その人の成功を願うことがポイント」と満面の笑み。今後も全力でサポート役に徹していく構えだ。