御前崎市は、市内2カ所の給食センターを統合するため設計と厨房(ちゅうぼう)機器導入に係る公募型プロポーザルの実施要領を公告した。参加申請書を12月21日まで受け付け、12月25日に参加資格審査を通知。2019年2月22日まで企画提案書を受け付ける。19年3月6日に企画提案の審査とプレゼンテーションを行い、19年3月7日に審査結果を通知する。
プロポーザルには、設計業者1社と厨房(ちゅうぼう)機器業者1社で構成するグループ(事業組織体)で参加。設計業者は必要に応じて協力事務所を設けることができる。協力事務所は事業組織体構成員以外の者で、複数の事業組織体に参加することはできない。
参加資格として、設計業者は07年4月以降に約3000食以上の調理能力がある学校給食センター(ドライ方式)の設計実績があることなどを求める。厨房(ちゅうぼう)機器業者は、07年4月以降に約3000食以上の調理能力がある学校給食センター(ドライ方式)の厨房(ちゅうぼう)機器を一括納入した実績。静岡県内に本社か支店、営業所のいずれかを持ち、施設稼働後も緊急時の連絡調整が可能な体制が整っていることなどを求めている(メーカーとのJVも可)。
業務は、建設工事設計業務(設計業務料3000万円以内)と厨房(ちゅうぼう)機器の導入。提案上限額は18億円(設計業務委託料と工事監理費、食器代金は含まない)。
18年3月に設計業務を開始。19年11月に実施設計を終え、20年2月に本体工事の入札を行い、3月に着工。21年6月の完成を目指す。
同センターは、鉄骨造2階建てで、延べ床面積は2000〜2500平方bを想定。建設地は、御前崎市池新田7563ノ5(敷地面積1万0800平方b)。
現在は、浜岡学校給食センター(池新田1449ノ2)と御前崎学校給食センター(白羽3520ノ6)で給食を供給しているが、2施設とも完成から30年以上が経過し、建物と設備の老朽化が進んでいるため新たに整備する。
提供:建通新聞社
(2018/12/12)
建通新聞社 静岡支社