トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社
2018/12/12

【大阪】八尾警察署 中河内府民C敷地内に移転へ 

 大阪府警察本部は、八尾警察署の移転先について、八尾土木事務所などが入る中河内府民センター敷地内とする方向で最終調整を進めている。移転先が同所に決まれば、2019年度から測量などに着手する予定だ。
 府警では、直前まで久宝寺緑地内に新庁舎を建設し、移転することを想定。7号補正予算案に、同緑地への移転建て替えに伴う都市計画変更費として約900万円を計上していた。
 建設用地は確保できるものの、同緑地が災害避難場所に指定されていることや、市民の利便性が確保しにくいことなどから、中河内府民センター敷地内に変更することにした。補正予算案に計上していた費用は取り下げ、移転先が確定すれば19年度予算に新築に向けた測量費などを計上する考えだ。中河内府民センターの所在地は八尾市荘内町2ノ1ノ36。
 現在の八尾警察署は、八尾市高町3ノ18に位置。1966年の完成で、建築後50年以上が経過している。耐震補強は終了しているが、施設が老朽化している他、敷地の狭さから倉庫が無く、資料や備品などを置くスペースが不足している状況だ。
 既存規模は、旧館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1390平方b。新館が鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ3764平方b。
 新たな警察署は、署員300人が勤務できる執務スペースなどを確保できる規模とし、敷地内には倉庫などの配置も計画している。

提供:建通新聞社