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　岐阜県都市建築部は、ぎふ清流里山公園再整備の一環で、公園内にある展示施設などの業態変更や飲食店などの老朽化対策について、整備に向けた検討を実施設計として大建設計（岐阜市）に委託した。２０１９年３月20日までにまとめる。現段階では、工事発注時期などは未定だ。
　ぎふ清流里山公園（美濃加茂市山之上町）は、83・９�fの敷地に、ハイウェイオアシスゾーンと村里・里山と野辺のゾーンとして、休憩施設や飲食店、展示施設などが40カ所ほどあり、倉庫などを合わせると50カ所近い施設がある。
　今回委託した実施設計では、県が管理している展示施設などについて、集客が見込める施設にリフレッシュすることなどを検討し、必要であれば、展示変更や部屋ごとの改造を施す内容をまとめる。
　また、民間事業者の直営施設や指定管理者に委託している施設については、施設の老朽化対策として、機能不全などの回復に伴う内容をまとめる。
＝園内施設の空調改修も＝
　また県は、ぎふ清流里山公園再整備事業の一環として、施設ごとの空調設備をリフレッシュする整備も予定しており、この設計をジーツープラン（岐阜市）に委託した。
　施設内の展示室や飲食店、売店などの既存空調設備の老朽度を調査し、施設ごとの優先度を決めるとともに、コスト面を考慮し、空調方式（ガス、電気）を適切なものに更新する。
　工事は、優先度の高いものから順次発注するが、現段階で具体的な時期は未定だ。

提供：建通新聞社