大阪府は、BTO方式による府立高校129校の空調設備更新事業について、設計・施工・維持管理などを行う事業者を大阪ガスグループに決定した。落札額は166億0647万7038円(税込み)。2019年3月からを設計期間とし、20〜23年の3年間で工事を進める計画だ。
同グループは、大阪ガスを代表企業とし、構成員として関西電力、協力企業として▽ダイダン▽きんでん▽三機工業▽須賀工業▽エステック▽新日本設備計画▽エネテック大阪▽日世産業▽新和テック▽伊藤忠アーバンコミュニティ―の計12社で構成している。
今後、19年3月に契約を締結。順次設計を進め、20〜22年度の3カ年で工事を完了する。維持管理期間は、個々の空調設備については約18年間とし、41年3月に全事業を終了する。
府は、教育環境改善の一環として04年度に府立高校の普通教室・職員室に空調設備を一斉に導入。これらの設備が更新時期を迎えるため、PFI方式を採用して整備することにした。対象となるのは129校の普通教室と職員室、一部の管理諸室など計約3800室。
提供:建通新聞社