彦根市は、滋賀国体の主会場となる県立総合運動公園の改築に伴い計画している「仮称・彦根市新市民体育センター整備事業」について19年度の当初予算案に建築本体工事費を予算要望し、新市民体育センターの22年4月オープンを目標に、19年度下期からの工事着手を目指す。
計画によると、現在の「ひこね燦ぱれす」(彦根市小泉町648―3)を解体・撤去した跡地および、その周辺をあわせ約3万6000平方bとなる事業用地に、RC造3階建の体育館施設と、2階建のまちなみ交流施設から成る総延面積が約1万3000平方b規模程度となる新たな複合施設を建設する。
新市民体育センターの事業用地(建設用地)については現在、昨年度から引き続いて文化財の発掘調査が進められており、発掘調査が終わった部分から順次、造成工事に取りかかり19年度にかけて造成工事を進めていく予定。
また、建築本体工事については、造成工事の進捗状況をみながら19年度の下期から21年度にかけて実施する予定。さらに、21年度以降には、既存の「ひこね燦ぱれす」を解体撤去し、その跡地を駐車場等に整備していく計画。
基本および実施設計は、石本建築事務所(大阪支所・大阪市中央区)が担当。
提供:滋賀産業新聞