射水市は、富山新港東埋立地内(海竜町)に「フットボールセンター」の整備を計画している。19年度に基本計画を策定する。
国際サッカー連盟(FIFA)の規定に基づいた人工芝フィールド(105メートル×68メートル)2面に加え、屋根付きのフットサルコート(40メートル×20メートル)1面、夜間照明設備、防球ネット、クラブハウス(事務所、会議室、ロッカールームなど)、150台以上の駐車場などを備える。敷地面積は約2万平方メートルで県有地を賃借する。
スケジュールでは、基本計画に続き、20年度に実施設計を策定。着工は21年度となり、22年12月までの完成が目標だ。
概算工事費は6億2200万円。内訳は人工芝、ネットが2億5700万円、夜間照明設備が5000万円、クラブハウスが7500万円、造成費用が2億4000万円。金額は既整備地の事例を参考に算出された。日本サッカー協会、totoスポーツ振興基金助成金などの補助金を充てる。県内では、県東部の滑川市(13年)に続き2カ所目となる。県西部でも誘致が検討されていた。
市では、17日に開く市議会総務文教常任委員会で事業について説明を行う。