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滋賀産業新聞
2018/12/10

【滋賀】長浜市 北新団地建替のPFI

 長浜市は、民間の事業者が設計・施工を一体的に行うPFI手法のBT方式を導入する「市営住宅北新団地建替整備事業」について、要求水準書に基づく特定事業の選定作業等を進めており、時期は未確定ながら年明け1月から2月頃にもPFI事業者の選定に係わる公告がなされる模様。
 事業者の選定方法に関しては現在、一般競争入札か公募型のプロポーザルとするかを検討している状況。
 事業スケジュールによると、PFI事業期間(設計・建設期間)を19年度から21年度に設定し、19年度から20年度にかけて基本・実施設計に取り組み、20年度から21年度にかけ住宅建設および外構工事を行い、21年度内の建替住宅への移転入居開始を目指す。
 北新団地の建替整備基本計画によると、長浜市神照町860番地の現北新団地の敷地8145平方b内を事業地に、既存のCB造平屋建および2階建、RC造4階建および5階建の市営住宅、あわせて13棟80戸分を解体・撤去した跡地に、1棟4階建(エレベーター付き)で、40戸分を収容する市営住宅を建設(建替建設)する。
 40戸分の内訳は、それぞれ住居面積30平方bの単身世帯用が10戸、住居面積40平方bの2〜3人世帯用が18戸、住居面積60平方bの多人数世帯用が12戸。1階にはエントランスホールを設け、1階から4階の各フロアーには10戸分の住居を配置する計画。
 これら基本計画の作成業務とPFI事業者選定アドバイザリー業務は、パシフィックコンサルタンツ(滋賀事務所・大津市)が担当。
 実施方針案の策定や特定事業の選定・実施方針の公表等に係わるアドバイザリー業務については、19年7月末としていた当初の委託期間を、19年9月まで延長し、業務を進めている状況。

提供:滋賀産業新聞