福島建設工業新聞社
2018/12/06
【福島】ICT活用チャレンジ型を試行/地整福島の藤田改良
東北地方整備局福島河川国道事務所は5日、藤田地区道路改良工事の総合評価(施工能力評価型U型)一般競争を公告した。ICT活用工事(土工・施工者希望U型)で、ICT施工技術を発注者がサポートする「チャレンジ型」の試行案件。
参加資格は、道路土工事(作業土工除く)の元請施工実績(15年度以降)のある県内本店所在の一般土木C等級。申請期限12日、31年1月25日開札。
国道4号伊達拡幅関連で、道の駅国見あつかしの郷〜国見町役場前付近間の道路土工1700立方b、舗装工3500平方b、カルバート工、構造物撤去工など。概算工事規模は1億〜2億円。工期31年8月30日。国見町藤田地内。
チャレンジ型は、建設生産プロセス(測量・設計、施工、施工管理、納品)の各段階で専門家を紹介し、ICT施工未経験企業の導入を支援するもので、東北地整がICT活用工事の普及促進を目的に今年度から試行している。サポート範囲は受注者が選択可能で、費用は設計変更の対象となる。