ホテル・マンションを全国展開するアパグループ(元谷外志雄代表)は、金沢市片町1丁目において新たなホテルの建設を計画している。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年のオープンを目指して準備を進めるという。設計、施工者は未定。
片町スクランブル交差点近くにあるパチンコ・スロット店「タイガー片町店」などが入るビル(金沢市片町1丁目5―12)を取り壊し、その跡地約500平方メートルに160〜170室規模のホテルを建設する。同ビル、敷地は東洋コンツェルン(小松市)が所有していたが、アパグループのアパホーム(金沢市)が買い取った。建設地は建ぺい率80%、容積率600%で、建築物の高さには45メートル制限がかかっている。
同社は県最大の歓楽街である片町周辺において、アパホテル金沢片町、アパホテル金沢中央、アパヴィラホテル金沢片町を営業中。市内のホテルを巡っては新幹線開業を契機に県内外資本が入り乱れ、建設ラッシュが続いている。