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建通新聞社(岡山)
2018/12/05

【岡山】倉敷市 中央斎場施設 整備スケジュールを変更

 倉敷市は、PFI(BTO)方式による中央斎場施設整備事業について、平成30年7月豪雨災害の影響で事業者選定の期間を十分に確保できないことから、供用開始を当初計画から1年遅らせ2024年4月とするスケジュールに変更した。
 市は6月補正予算にPFI手法を活用した施設整備に向けて、民間事業者の募集・選定などを行うためのアドバイザリー委託料として1800万円を計上し、19年度の債務負担行為として1300万円を予算設定している。今回のスケジュール変更により、アドバイザリー契約を含めた事業者選定の期間が18〜20年度となることから、債務負担行為の期間変更が必要となった。このため、市は12月議会で変更の議決を得た上で、アドバイザリー契約先の選定を行う。順調なら、18年度内に契約をしたい考え。
 中央斎場施設整備事業は、現施設が旧耐震基準による建物であることや耐用年数を過ぎた火葬炉設備もあることから、火葬需要に対応するため、現敷地内で建て替える。必要火葬炉は13炉。所在地は福田町福田434ノ1で、敷地面積19万8648平方b。
 基本計画はパシフィックコンサルタンツ(岡山市北区)が担当した。
 今後、20年度末までに事業者を選定し、事業契約を締結。21〜22年度前半までに基本・実施設計を行い、その後建設に着手。23年度後半に施設を完成させ、24年4月の供用開始を目指す。既存施設については24年度に解体撤去する予定。

「提供:建通新聞社」