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日本工業経済新聞社(群馬)
2018/11/29

【群馬】県砕石工業組合と県砂防課は第32回採石業務管理者再教育講習会を開催

群馬県砕石工業組合(金子光宏理事長)と県砂防課は27日、前橋市内の群馬県公社総合ビルで32回目となる採石業務管理者再教育講習会を開催、18社36人が参加した。講師は県砂防課の岡田賢主幹と18年度緑十字賞を受賞した日本砕石協会労働災害防止対策特別委員会の三橋春夫委員長が務めた。
講習会は、採石業務管理者の啓発と能力向上を図るため、原則として2年に1回の受講を奨励し実施するもの。
同組合の金子理事長は「本日の講習会を実のあるものとして、各事業所で本日学んだことを生かしてもらいたい」と述べた。引き続き、県砂防課の大竹哲也課長の代理で出席した林洋一次長が「本日の講習会を契機に採石場の安全管理者、生産設備の保守・点検、従業員の安全教育に、より積極的に取り組んでいただき、当講習会により得られた知識を活用しながら災害防止に役立ててもらいたい」と呼び掛けた。
岡田主幹は「採石業務管理者の役割」について講義を行い、三橋委員長は「重篤災害防止対策〜過去に発生した災害を検証する〜」をテーマに◇採石業と労働安全衛生法の責任体系◇採石業務管理者・安全衛生推進者の不法行為に対する罰則◇各種産業と採石業の災害◇採石業の死亡災害データ◇防災対策−について説明を行い、参加者は熱心に聴講していた。