金沢駅武蔵南地区市街地再開発組合(山本忠治理事長)は29日付けで、安江町地内「金沢駅武蔵南地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事」に係る制約付き一般入札の実施について公告した。
入札参加申請書は再開発組合事務所(金沢市本町1丁目2番56号、坂口ビル1―B)および金沢市総務局監理課ホームページにて配布。入札参加申請の受付期間は12月3日から6日(正午)まで。入札参加資格等は再開発組合事務所(掲示)および市監理課HPに詳細内容を掲載している。
建設規模はRC一部S造地上18階、塔屋1階建て延べ1万7969・38平方メートル(建築面積1720・58平方メートル)。用途は住宅(138戸)、店舗、駐車場など。敷地は建築敷地面積が2354・13平方メートル、用水沿い歩道約406平方メートル。
工事概要は施設建築物等新築工事一式で、建築工事、電気設備工事、機械設備工事、昇降機工事、機械式駐車場設備工事、外構工事、防護柵及び基礎工事など。設計はアール・アイ・エー(金沢支社/金沢市南町)が担当。工期は21年3月1日まで。
同事業は、細街路に密集していた木造の住宅や老朽化したビルなどを取り壊し、分譲マンションと立体駐車場、権利者らの商業店舗で構成する複合型の再開発ビルを建設するもの。分譲マンションは「ライオンズマンション」を手掛ける事業協力者の大京(東京)が提供する。安江町地内の建設予定地では、既存建物の解体工事を終えたところから埋蔵文化財の調査に着手しており、今年度中の施設建築物着工を見込む。