岡山県備中県民局建設部工務第一課は、県道藤戸連島線・連島高架橋の耐震補強を進めており、連島3号橋の耐震補強設計を荒谷建設コンサルタント(岡山市北区)に委託した。納期は2019年3月29日。現在、五軒屋跨線橋の耐震補強を施工中で19年度に完了する予定。その後、連島3号橋の耐震補強に着手する方針。
今回の委託業務は3号橋の現状を確認し、補強方法の検討と詳細設計を行う。上部工は3径間連続連結プレテンT桁で、延長58・4bと60・6bの2橋が接続している。これらの落橋防止システム設計の他、T型橋脚5基の耐震補強設計をまとめる。
連島高架橋は倉敷市福田町浦田地内にあり、総延長516・5b、総幅員16・98b(1995年完成)。倉敷市街地側から1号橋(延長157b)、五軒屋跨線橋(延長48・5b)、2号橋(延長139・5b)、江長跨道橋(延長52・5b)、3号橋(延長119b)で構成され、水島方面に伸びている。
連島高架橋は完成から20年以上を経過し、耐震強度を高めるために補強工事を計画。江長跨道橋は耐震補強工事が2016年に完了。施工中の五軒屋跨線橋の補強工事は19年度までに完了する見通し。その後、3号橋の耐震補強工事に着手し、1号橋と2号橋についても順次補強工事を実施する予定。
「提供:建通新聞社」