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北陸工業新聞社
2018/11/22

【新潟】第一建設、高橋土建を表彰/メードイン新潟技術発表会/39社79技術が展示 

 新潟県および新潟県建設業協会、建設コンサルタンツ協会北陸支部は21日、「Made in 新潟 新技術(土木・建築)」の展示・発表会を新潟市中央区で開き、建設業者ら約320人が参加し、日ごろの現場に生かそうと各社の取組などに理解を深めていた。
 冒頭、益田浩副知事が「新潟生まれの新技術を間近で見ていただき、現場で活用し技術力の向上、建設産業の発展につなげてほしい」と大きな期待を寄せるとともに「県も使いやすい環境整備、より一層の普及を目指していく」と述べた。
 この日は、県内企業が開発した登録技術39社79技術(土木75、建築4)のパネルや製品などが展示。また、優秀技術等として、プラチナ技術に認定された第一建設工業(新潟市中央区 高木言芳代表取締役社長)の断面修復乾式吹付け工法、国土技術開発賞の創設20周年を機に、20周年記念創意開発技術大賞を県内で初めて受賞した高橋土建(胎内市 高橋三樹男代表取締役)の側溝上部改修工法(ネプラス工法)が表彰された。高木社長は「老朽化や劣化するコンクリート構造物に命を吹き込みよみがえらせる。今後も長寿命化、延命化に貢献していきたい」と喜びを語った。
 技術発表会では、近藤與助工業(既設鋼矢板護岸の高耐久部分補修工法)、カンエツ(ハイブリッド式工事灯)、プロテックエンジニアエリング(落石防護補強土壁工法)、丸高重量(先端翼付き細径鋼管を用いた地盤補強工法)、ホクエツ信越(吸出防止材フィルター)の5社が取組事例などを説明。その後、一般社団法人ツタワルドボク代表理事で特殊高所技術の片山英資執行役員が「縁の上も力持ち〜技術と広報が支える土木新時代〜」をテーマに特別講演した。

hokuriku