能美市泉台町地内にある温泉保養館「クアハウス九谷」について、将来的に建て替えの可能性が浮上した。20日に開かれた能美市の記者発表で明らかになった。
市は今後、来年4月から同施設の指定管理者になる予定のエイム(金沢市)と協議・検討するとしており、民設民営で敷地内での建て替えも視野に方向性を探っていく方針だ。
同施設の規模は、RC造地上2階地下1階建て延べ3756・72平方メートル。温泉やプール、トレーニングルーム、レストラン、大広間などを備える。個人会員は1800〜1900人を有するという。築後30年が経過し、設備も含めて老朽化が進んでいるため、健康増進機能の充実に向けた施設のあり方を検討していく。