全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　岡山県は、一般会計に１６４億９８００万円を追加する11月補正予算案を発表した。来年の出水期までに緊急的な防災・減災対策を実施するための経費などを盛り込んでいる。12月県議会は11月29日から12月21日までの会期。今回の補正予算も含め、豪雨災害関連予算の累計額は１００８億円余に上った。
　主な建設関連事業費では、豪雨災害で被災した介護施設などの設備復旧に３億４１６０万円、社会福祉施設などの設備復旧に１３４２万円、緊急的な防災・減災対策として農林水産部分で２億円、土木部分で８億円、児童養護施設のブロック塀改修支援に４２５万円、後楽園バス停移設に伴う休憩施設整備に３４９７万円、特別支援学校の空調設備整備に３億３９３６万円など。
　また、債務負担行為では、北部高等技術専門校の法面復旧に限度額１億８０００万円（２０１９年度）、単県公共土木事業（発注の平準化）に限度額28億３９６０万円（19年度）などを設定している。

「提供:建通新聞社」