湖西市は、稼働を休止している湖西市環境センター(吉美3294ノ47)の可燃ごみ焼却施設=写真=改修などをPFI方式で予定している。事業類型を2018年度末までに決め、それに基づくアドバイザリー業務委託や施工者公募などを19年度に行う方針だ。設計と改修工事などは21〜23年度に行い、24年2月の再稼働を目指す。
同市では現在、可燃ごみの焼却処理を24年1月まで浜松市に委託しているが、改修・運営にかかる費用と浜松市への委託費用との比較、災害時の廃棄物処理などを踏まえ、自前施設を改修して再稼働することにした。
改修の対象となる可燃ごみ焼却施設は環境センター内の南側にあり、炉形式は全連続燃焼式焼却炉(流動床式)、処理能力は1日当たり60d(2系列)、排水処理はクローズド方式。荏原製作所(東京大田区)が設計・施工を担当した。施設本体の劣化や損傷は少なく、改修は配管、設備関係が中心となる見込み。
施設の長寿命化総合計画策定などは、19年3月10月納期で日本環境衛生センター(川崎市川崎区)が進めている。
提供:建通新聞社
(2018/11/21)
建通新聞社 静岡支社