香川県総務部は高松商業高校(高松市松島町)の南体育館を改築するため、基本設計を黒木建築設計事務所(高松市)に委託した。設計期間は2019年3月29日まで。本年度に基本設計、19年度に別途、実施設計、設備設計などを外注し、20〜21年度に改築工事に着手する考えだ。
計画によると、工事ヤードが狭いことから現体育館を解体後、同跡地に新体育館を建て替える。
基本設計では南体育館の建築計画・構造計画・設備計画を検討する。改築の建築面積を1300平方bとして、改築対象の建物解体計画の他、全体ゾーニング、動線計画、仮設計画に加え、工程計画、屋外整備計画、コスト計画や環境配慮計画を検討する。
また、建築基準法や消防法などの関係法令と条例への対応などの調整も同設計の中で進める。
現体育館は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1458平方b。1970年8月に竣工、2004年に大規模改修を行っている。
提供:建通新聞社