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福島建設工業新聞社
2018/11/20

【福島】大熊町の福祉施設3棟/DB方式で一括公募

 大熊町は19日、デザインビルド方式で行う福祉施設整備の公募型プロポーザル手続きを開始した。現在造成中の大川原字南平地内の敷地約5830平方bに@A棟(認知症高齢者グループホーム、W造平屋約801平方b)AB棟(福祉事業者事務所、S造平屋約205平方b)BC棟(住民福祉センター、S造平屋約603平方b)の3棟を整備する。1次審査(参加資格審査)の申請期限は12月6日。価格と実績、技術提案等を総合的に評価し、31年1月下旬の優先交渉権者決定を目指す。
 実施設計業務と工事監理業務、建設工事を一括で発注する。プロポーザルの参加形態は単体企業か共同企業体(3社以内)で、@1級建築士事務所A経審の建築一式工事・総合評定値1300点以上B介護保険法か老人福祉法で規定される福祉施設等(介護老人保健施設)新築工事の実施設計業務・工事監理業務・施工実績(過去15年間)などが要件。
 1次審査通過者は、31年1月11日まで2次・3次審査の必要書類を持参提出する。2次の基礎審査(要求水準の達成確認)と価格・実績審査で上位5者を選び、3次の技術提案審査(ヒアリング)で優先交渉権者を決める。31年2月上旬に事業実施協定・設計業務等契約を締結、6月下旬に工事請負契約等を締結する予定。着工は31年7月1日以降、工期32年3月31日。
 審査委員は学識経験者など5人が務める。技術提案テーマは@維持管理Aコスト縮減B品質管理・実施体制C工程管理・早期完成。契約限度額は工事費9億4600万円、設計費4130万円、工事監理費2190万円(いずれも税別)。