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　福井県小浜土木事務所は１９日、同事務所大会議室で除雪感謝状贈呈式を開いた。今年２月の福井豪雪による災害に際し、小浜土木事務所管内を越え嶺北地方においても除雪作業に尽力し、冬期の通行確保に努めた１０社の功績をたたえた。
　式では勝木勘充所長が▽アシュワ▽セイコウ▽時岡組▽直組▽西野土木▽八峯建設▽フクセン▽ミズエ▽モトイ▽山下組―に感謝状を贈呈し、嶺北地方での記録的な豪雪や国道８号における車両立ち往生など「悪条件のなか休まず作業に従事して頂いた熱い気持ちと強い行動力に敬意を表したい。若狭地区建設業会の底力を見せて頂いた」と労った。これに対し、受贈者を代表して若狭地区建設業会の会長で直組の山本治和代表取締役社長が「誠に身に余る光栄。今後さらなる除雪技術の向上だけでなく、雪が降っても県民が安心して安全に暮らせる除雪作業を目指したい」と謝辞を述べた。一方で「若手の除雪オペレータ確保や育成、除雪車両の操作性向上なども行政のご尽力を賜りたい」などと要請した。