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　一般社団法人新潟県商工会議所連合会の福田勝之会頭らは１９日、新潟市中央区のＡＮＡクラウンプラザホテル新潟で会合を開き、「１９年度新潟県の産業振興施策に対する要望書」を花角英世知事へ手渡した。
　この日は福田会頭のほか、五泉を除く各地の商工会議所会頭も同席。福田会頭は「各地の要望を提出する。１９年度予算への反映をお願いしたい」と呼び掛け、花角知事は「反映できるものはしっかり反映し、皆さんの要望に応えられるものについては努力したい」と応えた。要望には、産業振興施策の充実強化を求め、中小企業等の人材確保・育成支援の拡充、大規模集客施設の撤退時における対応および地域貢献、産業の発展を支える社会資本の整備など９項目が盛り込まれた。
　この中では、建設産業の若者の定着支援として、工業高校などにおける建設系専門学科の創設、職業訓練校における関連コースの充実など、業界の活性化に向けて新潟県建設サポートセンターの拡充、各種セミナーの開催、地元優先発注の徹底と公共工事設計労務単価のさらなる引き上げに対する支援策などを求めた。道路整備では、黒井藤野新田線の早期前線開通、磐越自動車道の早期４車線化、１１６号吉田バイパスの早期事業化などを要望。これらに加え、産業廃棄物最終処分場の整備促進を訴えた。