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県藤岡土木事務所（石井和範所長）は15日、神流川を渡河する主要地方道前橋長瀞線の上武橋で同事務所管内の橋梁点検業務を行っているニュージェック（東京本社＝東京都江東区、森本浩代表取締役社長）の協力を受け、橋梁点検研修会を開催した。同事務所職員のほか、藤岡市や神流町の職員も参加した。研修会は若手技術者の技術力向上を図ることを目的に実施した。
研修会に先立ち、石井所長は「本日は実際の点検作業を見てもらい、今後の点検・橋梁補修業務に役立ててもらいたい」と呼び掛けた。
引き続き、同業務の監理技術者であるニュージェックの入倉雅人氏が橋梁の概要や点検する際に損傷の原因を予測することが重要であることを説明。このほか、同橋の点検時には桁下カメラを使用し、桁下の損傷状況を確認したことなどを分かりやすく説明した。
この後、若手技術者は実際に橋梁点検車に試乗し、質問をするなど知識を深めた。