新潟県土木部道路建設課が計画の「主要地方道新発田津川線白川道路(仮称)白川大橋下部工(P1橋脚)工事」は、積算作業が大詰めで近く再公告されるもようだ。
7月31日に総合評価方式(技術評価型、3社JV)の制限付き一般競争入札で公告していたもので、参加資格等には変更点はないという。
工事概要は橋脚工(壁式H=23メートル)1基、基礎工(ニューマチックケーソン〈鋼殻吊降ろし〉工法)一式、仮橋工(仮設構台設置L=149・5メートル)一式。形式は上部工がPC3径間連続ポストテンション箱桁橋で、河川の流水部への影響を考慮し、張出式架設工法を採用。下部工は逆T式橋台、壁式橋脚(小判型)。ICT活用工事および快適トイレ設置の試行対象案件で、工期は1095日間を見込んでいた。
関連工事の下部工(A1橋台)は巴山組、同(A2橋台)は三川土建・新栄建設・神田重機工事経常JV、P2橋脚は本間組・西興産JV。施工地は阿賀町吉津地内。設計は開発技建(新潟市中央区紫竹山7丁目)。
当初予算には4カ年の継続費に21億円を設定。年割額は18年度が5億円、19年度が4億円、20年度は9億円、21年度が3億円。また、仮設橋賃借契約として債務負担行為に限度額4億円を設定している。期間は19年度から23年度まで。