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　石川県土木部道路建設課は、南加賀道路（本線ルート）地方道改築工事に伴う「熊坂高架橋Ａ１橋台工」（一般競争案件）について、第４四半期中にも入札を公告する。
　南加賀道路の本線ルート中に新設される熊坂高架橋は、ＪＲ北陸本線や市道を跨ぎ、橋長２３９メートル（５径間連続非合成鈑桁＋２径間連結ポステンＰＣバルブＴ桁橋、うちＪＲ跨線橋部９２メートル）。下部工はＰ１〜Ｐ４橋脚がこれまでに完成し、Ａ２橋台は施工中。Ａ１橋台の施工場所は加賀市熊坂町地内で、工事概要は橋梁下部工一基。工期には２１０日を見込む。
　一方、ＪＲ跨線橋部（南加賀道路道路改良事業に伴う北陸本線牛ノ谷・大聖寺間熊坂跨線橋新設工事）については、西日本旅客鉄道金沢支社と委託契約を締結済みで、工事概要は下部工・橋脚２基、上部工・２径間連結ポステンＰＣバルブＴ桁橋一式。工期は２１年９月３０日まで。
　なお、南加賀道路（一般県道荒木田原町線）河南〜熊坂工区の全体延長は５・０キロメートル。２００９（平成２１）年１２月に同市河南〜曽宇町間２・６キロメートル、１７年３月には同市曽宇〜細坪町間１・４キロメートルが完成、供用した。事業中区間は同市細坪〜熊坂町間１・０キロメートルのみで、県では早期の開通に向けて熊坂高架橋の整備などを鋭意進めている。