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北陸工業新聞社
2018/11/10

【石川】宮地組が設計・施工/ダイコウ化研輪島工場新築/起工式開く/来年6月完成、8月稼働へ 

 接着剤の充填(じゅうてん)を手掛けるダイコウ化研(大阪府八尾市、兵庫秀彦社長)が輪島市三井町三洲穂の市臨空産業団地で計画する「輪島工場新築工事」は、宮地組が設計・施工一括で受注した。19年6月の完成、同8月ごろの稼働を予定する。建設予定地で9日、関係者約30人が出席し、安全祈願祭と起工式が行われた。
 安全祈願祭では、兵庫社長がかま入れ、宮地組の笠田健治社長がくわ入れし、関係者が玉串を捧げた。起工式で兵庫社長は「作業の効率を上げ、生産数の倍増を目指したい」とあいさつした。石川県の大霜祥栄参事(企業誘致担当)が谷本正憲知事の祝辞を代読し、宮地組の宮地治会長の乾杯発声で着工を祝った。
 建設規模はS造2階建て延べ982・83平方メートル。建材などに使用する接着剤のアルミチューブ容器を生産する関連会社トパテックの隣接用地3833平方メートルに整備する。八尾市の本社機能を移設し、協業体制の強化を図り、充填の外部委託の需要拡大などにも対応していく。総事業費は3億5000万円程度。

hokuriku