愛知県建設部は、愛・地球博記念公園に整備するジブリパークの基本設計業務をスタジオジブリ(東京都小金井市)と日本設計(東京都新宿区)に随意契約で委託した。契約金額は2億8443万9600円。2018年度中に基本設計をまとめる。
県は4月にジブリパークの基本デザインを発表。第1期整備として五つのエリアを22年度の開業を目指して整備する方針を示し、5月補正予算で基本構想の策定、基本設計などを進めるため、3億7600万円を計上していた。基本構想の検討に一定のめどがついたため、基本設計とデザイン監修業務を委託した。基本構想の公表については現段階では未定としている。
県が4月に公表した基本デザインでは、▽青春の丘エリア▽ジブリの大倉庫エリア▽もののけの里エリア▽魔女の谷エリア▽どんどこ森エリア―の五つのエリアを第1期として整備するとしている。基本設計では各エリアの図面を作成する。
提供:建通新聞社