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建通新聞社(東京)
2018/11/12

【東京】都19年度予算要求 一般会計4・8%増の7・4兆円

 東京都財務局は、2019年度予算編成に当たり各局が要求する予算の状況をまとめた。一般会計の要求総額は18年度予算を4・8%上回る7兆3857億円、特別会計は1・5%増の5兆5178億円、公営企業会計は0・1%増の1兆9604億円となっている。3会計の総額は2・9%増の14兆8638億円。
 一般会計予算を部局別に見ると、建設局が2・2%減の5831億1800万円、都市整備局が5・7%増の1418億4400万円、港湾局が7・4%増の1320億1900万円、オリンピック・パラリンピック準備局が153・0%増の3527億円の確保を求めている。
 この他、主な局別の一般会計要求額は▽環境局440億9600万円(31・1%増)▽福祉保健局1兆1906億4300万円(3・2%増)▽病院経営本部132億3700万円(1・1%増)▽教育庁8313億0100万円(1・6%増)▽警視庁6721億0400万円(2・7%増)▽東京消防庁2664億7700万円(4・9%増)―など。
 また、特別会計と公営企業会計の要求状況は▽都営住宅等事業1722億6000万円(0・8%減)▽中央卸売市場556億5800万円(30・6%減)▽水道事業5305億5100万円(0・5%増)▽下水道事業7355億1800万円(1・2%減)▽交通事業873億9800万円(13・0%増)▽都市再開発事業148億8300万円(329・0%増)▽臨海地域開発事業228億4800万円(57・8%減)―となっている。
 財務局は今後、知事査定などを経て19年1月下旬に予算原案を発表する予定。2月に開会する都議会定例会に上程する。

提供:建通新聞社