野洲市は、老朽化し手狭となっている現「発達支援センター」(小篠原1965―4)について、市民交流センターへの移転により21年度から空き施設となる予定の「現・人権センター」建物を改修し、機能を移転させ22年度から「新・発達支援センター」として開所させたい方針だ。現「発達支援センター」建物は解体し跡地を売却処分する考え。
これに伴い、78年築でS造2階建、延1370平方b規模の「現・人権センター」(小篠原1780)建物について、用途変更に伴う耐震化も見すえた改修整備を行う計画。順調にいけば19年度当初予算に委託料を措置し基本設計をコンサル委託。必要となる整備内容について年度内をメドにとりまとめ、20年度には実施設計を行い、現・人権センターが空き施設となる21年度に改修工事を発注・施工、引越作業を経て22年度当初から「新・発達支援センター」として開所させたい計画だ。
また、改修工事と並行して21年度に解体設計を発注し、移転後の22年度に現在の発達支援センターの解体撤去工事を行う。解体されるのは、77年に整備されたS造平屋建、428・6平方bの「現・発達支援センター」部分および閉鎖されたS造2階建、延503・1平方bの「旧老人福祉センター」部分を合わせたS造1〜2階建、延計931・7平方b規模。解体後の跡地は23年度以降、売却処分する方針。
提供:滋賀産業新聞