板野町は2日、「(仮称)道の駅『いたの』」整備・運営事業を実施する事業者の選定を「公募型プロポーザル方式」で実施するため、募集要項等を公表した。応募者の参加意思表明書等を2019年1月31日まで、事業の提案書類等を12月3日〜1月31日まで持参のみ受け付ける。提出先は産業課。今後、19年2月上旬に応募者のヒアリングを経て3月上旬に優先交渉権者となる事業者を決定、同月下旬に基本協定、事業契約を締結する運び。19〜20年度で整備を行い、21年春のオープンを目指す。
道の駅「いたの」は、川端地区の県道1号徳島引田線西側に計画。面積は約4f。事業は町が施設整備に係る資金調達を行い、設計・建設・運営を民間事業者に委託する「DBO方式(Design Build Operate)」で実施する。事業期間は事業者との契約締結日から2036年3月31日までの期間(維持管理・運営期間は約15年間。ただし、事業期間中の業務が効率的、安定的に行われている場合は、新たな事業計画等を審査した上で継続可能)としている。
募集要項によると、事業への応募者構成は、単独または複数の事業者によって構成されるグループで、事業者共通の参加資格要件として県内に本店、支店、事業所等(県内に事業所がない者は、開設時までに設置)を有することとしている。また、設計事業者の参加資格は、1級建築士事務所登録の他、類似施設の基本・実施設計業務の実績があること。建設事業者の参加資格は、経審における直近の建築一式の総合評定値が1000点以上、類似施設の施工実績などを挙げている。
提供:建通新聞社