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　輪島市議会全員協議会は６日開かれ、市側が既存本庁舎の耐震化と一部増築の計画について、１２月補正予算案に設計や調査費などを計上する方向で調整していることを明らかにした。議員からの今後のスケジュールに関する質問に答えた。
　市は、今月２日に「市本庁舎等整備審議会」から提出された整備方針をまとめた答申書を踏まえ、既存庁舎（ＲＣ造５階建て延べ５４３８・４０平方メートル）の耐震補強工事を行うとともに、旧消防署跡地などの用地に増築棟を建設する。増築部分は２階建て程度を想定。概算事業費は約２１億円を見込む。財源には合併特例債と緊急防災・減災事業債を充てる予定で、これにより市の実質負担額は３億円程度に抑制できる。２１年３月までの完成を目指す。