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滋賀産業新聞
2018/11/07

【滋賀】長浜市 長浜地区改良住宅の外壁等改修

 長浜市は、来年度から5ヵ年をかけ築後数十年が経過した「長浜地区改良住宅」の外壁等改修工事を計画、次年度からの工事実施に備え今年度に改修工事に係わる設計業務を進めていく。
 市の建築住宅課では、早期に担当コンサルを決め(12日入札)、契約締結から3ヵ月間の設計期間を設け、今年度内の完了を目途に設計業務を開始する方針。
 今回、5ヵ年計画で改修工事を予定している長浜地区改良住宅(長浜市今町・千草町)は、千草西改良住宅の27棟で合わせて54戸分と、地区改良住宅の22棟で合わせて44戸分。千草西改良住宅は昭和47年から53年度に、地区改良住宅は昭和55年から平成6年度に建設され、PC造の2階建で1戸当り約110平方bから150平方b(増築部分を除く)。それぞれ老朽化等が顕著となり、外壁や屋根防水等の改修工事を来年度から年度毎に分けて実施する。
 事業計画によると、改修工事は、外壁の改修工事と屋根の防水改修工事、瓦の漆喰補修工事の3種類を予定。この内、外壁の改修工事では、外壁と軒天・破風鼻隠しの塗装改修および樋取替、建具周囲のシーリング打ち替え、その他外部の不良箇所を改修整備する。
 千草西改良住宅の27棟54戸分については、外壁改修工事と屋根防水改修工事を。また、地区改良住宅の内で4棟8戸分については、外壁改修と屋根防水改修・瓦の漆喰補修工事を、地区改良住宅の18棟36戸分については、外壁改修と瓦の漆喰補修工事を、それぞれ実施する計画。
 建設年度の古い千草西改良住宅から年度毎に改修工事を実施していく計画で工事年度の区分は、19年度から21年度の3ヵ年で千草西改良住宅を(19年度と20年度にそれぞれ10棟20戸分、21年度に7棟14戸分)、22年度と23年度で地区改良住宅の改修工事を(22年度と23年度にそれぞれ11棟22戸分)の改修工事を予定している。

提供:滋賀産業新聞