松山市は、道後温泉本館保存修理を11月1日に一般競争入札した結果、19億1800万円で門屋組・成武建設・富士造型共同企業体が落札した。請負契約は12月市議会の承認後。予定価格は19億2641万9000円だった。工期は2024年12月20日。19年1月15日に着工する。
施設は延べ床面積1573平方b。工期は1・2期に分け、部分的に利活用しながらの改修となる。1期は1階の神の湯浴室(男女)で営業を続け2・3階を閉鎖し霊の湯浴室と休憩室、又新殿を改修。2期では神の湯と休憩室を改修する。期間中の出入り口は北側に移される。実施設計は文化財建造物保存技術協会(東京都荒川区)が担当。
提供:建通新聞社