採卵親鶏やブロイラー種鶏の食肉加工等を行うエヌチキン(徳満義弘社長、南九州市)は、第3加工場を増設する。県が開発行為を許可したことで、造成に着手できる。開発区域の総面積は1万4939・8uで設計者は振興測量設計事務所が担当。
場所は、南九州市知覧町郡字開3702外63筆。開発後の敷地面積は1万166uとなる。施設の建物規模はS造2階建3671u。成鶏加工品を生産拡大し、養鶏業者の生産性・経営安定を図る。投資予定額は約15億円(土地取得費約4400万円を含む)。
新工場では、自動タタキ機(200kg/h×2ライン)や深絞真空包装機(1400kg/日)を現行工場の2倍の処理能力に拡大。炭火焼熱処理機械および選別ライン(2300kg/日)を設置する。
また、エアーハンドリングシステムを導入するほか、鶏タタキラインには、過熱水蒸気オーブンによる殺菌処理システムを導入する。